新しい家に引っ越したら、お祝いをくださった方々へ感謝の気持ちを込めて新築内祝いを贈る方も多いです。しかし「メッセージカードは必要?」「どんな風に書けばいいの?」といった悩みを抱えるケースも少なくありません。
そこで本記事では、新築内祝いに添えるメッセージカードの書き方や文例、よくある質問など、新築内祝いを贈る際に役立つ情報をまとめてご紹介します。また、家族や親戚、友人、上司など、贈る相手別のおすすめメッセージ例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

新築内祝いにはメッセージカードが必要?
新築祝いのお返しは、感謝の気持ちを示す大切な機会です。贈り物を選ぶ際には、相手の好みや生活スタイルを考慮しつつ、感謝の意を伝える工夫を加えることが重要です。
例えば、メッセージカードを添えることで、相手に特別感を届けることができます。ただ単に贈り物を送るだけでは、相手に真心が伝わりづらいこともあります。
そのため、一言でも心を込めた言葉を添えることが、より良い関係を築く一歩となります。また、内祝いのタイミングにも配慮が必要です。
いただいたお祝いに対して早めにお礼をすることで、礼儀正しさを示すことができ、相手に好印象を与えることができるでしょう。このような細やかな気遣いが、感謝の気持ちをしっかりと相手に届ける秘訣です。
新築内祝いに添えるメッセージカードの書き方
メッセージカードは、新築内祝いを贈る際のマナーの一つです。感謝の気持ちや新生活の様子を伝える大切な機会となるため、書き方を押さえておきましょう。
要点を絞る
メッセージカードを書く際は、内容を簡潔にまとめることが大切です。長文になりすぎると、読み手に負担をかけるだけでなく、要点がぼやけてしまう可能性があります。
特にカードのスペースは限られているため、文字数を調整して適度な余白を残すことで、全体のバランスが良くなります。目安として100〜150文字程度で書くと、簡潔で読みやすい印象を与えるでしょう。具体的な感謝の言葉やエピソードを含めると、より温かみのあるメッセージになります。
また、どうしても伝えたいことが多い場合は、別途手紙やメールを用いることで、感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。簡潔ながらも心を込めた文章が、相手に良い印象を与える秘訣です。
避けるべき言葉を使わない
内祝いのメッセージを書く際には、適切な言葉選びが重要です。特に注意すべきは、相手に誤解や不快感を与えかねない表現を避けることです。
たとえば、「お返し」という言葉は内祝いの趣旨にそぐわないため、使用を控えるのが望ましいとされています。内祝いは本来、感謝とともに喜びを分かち合う意味を持つものです。そのため、「心ばかりの品」や「内祝い」という表現を用いると、真心が伝わりやすくなります。
また、縁起を重んじる場面では、不吉な連想を与える「切る」「壊れる」「去る」などの忌み言葉も避けることが求められます。これらの配慮は、相手への敬意を示すだけでなく、メッセージ全体の印象を良くするポイントにもなります。
新築内祝いに添えるメッセージカードの文例
新築内祝いのメッセージカードには、感謝の気持ちや現状の報告、結びの挨拶を記載するのがおすすめです。以下に相手別の文例をご紹介します。
家族・親族へ贈る場合
親しい家族や親戚に送るメッセージでは、温かみのある言葉や親しみを込めた表現が喜ばれます。
一方で、目上の方に向けたメッセージでは、敬意を示しつつも心のこもった丁寧な文章が求められます。たとえば、以下のような例文が適しています。
拝啓 日ごとに暖かさを増す季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。このたびは新築祝いをいただき、誠にありがとうございました。 お心のこもったお祝いに深く感謝申し上げます。新居にて快適な日々を過ごしており、少しずつ新しい環境にも馴染んでまいりました。ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めた品をお贈りいたします。ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。 敬具 |
相手に合わせた表現を工夫することで、気持ちがより伝わるメッセージとなります。
友人へ贈る場合
親しい友人や知人に内祝いを贈る際は、親しみを込めつつも丁寧な文章を心がけると良いでしょう。
形式張りすぎず、相手との関係性を考慮した温かいメッセージが喜ばれます。
拝啓 日差しが心地よい季節となりました。先日は素敵なお祝いの品をいただき、誠にありがとうございました。新居にぴったりで、家族みんながとても気に入っております。おかげさまで、新しい生活にもすっかり馴染み、楽しい日々を過ごしております。 ささやかながら、感謝の気持ちを込めた内祝いをお贈りいたします。お近くにお越しの際には、ぜひ新居にも遊びにいらしてください。これからも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。 敬具 |
相手に感謝の気持ちがしっかりと伝わる、バランスの良い表現を意識しましょう。
上司へ贈る場合
上司へのメッセージでは、丁寧な言葉遣いを心がけ、礼儀を尽くすことが大切です。
感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、控えめで品のある表現を選びましょう。
拝啓 陽春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。このたびは新築に際し、ご丁寧なお祝いを賜り、誠にありがとうございました。頂戴しましたお心遣いに深く感謝申し上げます。おかげさまで新生活も順調に進み、日々快適に過ごしております。 ささやかながら、感謝の気持ちを込めた品をお送りいたします。お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。 敬具 |
適切な敬語と誠意を込めた表現が、上司への礼儀を示すポイントとなります。
新築内祝いにおすすめのギフト3選
新築内祝いを贈る際、どんなギフトを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。そこで、新築内祝いにおすすめのギフトを3つ厳選してご紹介します。
1.お米
相手の趣味や嗜好が分からない場合、万人に喜ばれるギフトを選ぶのは悩ましいものです。そんなときにおすすめなのが、お米です。
お米は日常的に使われる食品でありながら、特別感を出せる贈り物としても優れています。ブランド米や地域特産のお米は品質が高く、贈り物としても高級感があります。
また、複数の品種を詰め合わせたギフトセットも人気で、食べ比べを楽しめる点が魅力です。保存が利くため、相手のタイミングで使いやすいのもポイントです。
用途やシーンを問わず、気軽に贈ることができるお米は、内祝いの選択肢として非常に実用的で喜ばれる品と言えるでしょう。
2.タオルセット
タオルは日常的に使える実用性の高いアイテムであり、内祝いとしても人気のギフトです。消耗品であるため、何枚あっても重宝されるのが魅力です。特に、上質な素材や柔らかな肌触りのタオルを選ぶことで、贈り物としての特別感を演出できます。
また、デザインや色選びもポイントです。無地のシンプルなデザインやベーシックなカラーは、多くの人に受け入れられやすく、相手の好みを問わず安心して贈ることができます。
さらに、ギフトとして選ぶ際は、高級感のあるラッピングやセット商品を活用することで、感謝の気持ちをより一層伝えることができるでしょう。
3.カタログギフト
カタログギフトは、受け取った相手が自分の好きなものを選べる点で非常に魅力的な内祝いです。多岐にわたるジャンルの商品が揃っているため、相手の趣味やライフスタイルに合ったものを見つけてもらいやすいのが特徴です。
特に、何を贈るべきか迷った際や、相手の好みが分からない場合に役立ちます。また、食品や日用品、インテリア雑貨などテーマ別に特化したカタログも多く、目的や予算に応じた選択肢が豊富です。
さらに、相手に自由な選択肢を与えることで、満足度の高いギフト体験を提供できるのもカタログギフトならではの利点です。価格帯も幅広く揃っているため、贈りやすさも魅力のひとつです。
関連記事:新築内祝いにおすすめのギフト3選|費用相場や贈る際のマナー、よくある質問までご紹介!
「はれたね」で購入できる新築内祝いにおすすめの品物3選

新築内祝いを贈る際に、感謝の気持ちを伝えるとともに、新居での新しい生活を連想させるような品物を選ぶのはいかがでしょうか。
「はれたね」ではお米ギフトに特化し、感謝の気持ちを伝えるのにぴったりな様々な種類のお米ギフトを取り揃えています。
1.ごあいさつ米 2合

可愛らしいデザインのパッケージに入った2合のお米は、ちょっとした感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
気軽に贈れるサイズ感と価格帯も魅力です。⇒「はれたね」のごあいさつ米 2合はこちら
2.おきもち米 2合

感謝の気持ちを伝えるメッセージが印字されたパッケージに入った2合のお米です。
様々なメッセージが用意されているので、新築内祝い以外にも、様々なシーンで利用できます。⇒「はれたね」のおきもち米 2合はこちら
3.銘柄米食べ比べ3種セット

有名銘柄米を詰め合わせた食べ比べセットは、お米好きの方への贈り物におすすめです。それぞれのお米の特徴が書かれたリーフレットも同梱されているので、お米の食べ比べを楽しみながら、新居での食卓を豊かにしてもらうことができます。
「はれたね」では、熨斗(のし)やメッセージカードにも対応しており、新築内祝いにふさわしいラッピングで贈ることができます。感謝の気持ちを込めて、素敵な贈り物を選びましょう。⇒「はれたね」の銘柄米食べ比べ3種セットはこちら
新築内祝いのメッセージでよくある3つの質問
新築内祝いを贈る際、メッセージやのし紙に関する疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。ここではよくある質問への回答をまとめました。
質問1.新築内祝いを贈る時期は?
新築内祝いを贈るタイミングは、新居に落ち着く1~2ヶ月以内が目安とされています。この時期に贈ることで、感謝の気持ちが相手にしっかりと伝わりやすくなります。
引っ越し直後は何かと忙しいため、事前にいただいたお祝いの内容や相手の住所、名前などをリスト化しておくとスムーズに対応できます。特に、内祝いを配送で贈る場合は、時間を確保して早めに手配することが大切です。
また、リストを作成しておくことで、お礼漏れを防ぎ、手配の際の混乱を避けることができます。こうした準備を整えることで、感謝の気持ちを丁寧に届けることができるでしょう。
質問2.メッセージカードはどこに入れるべき?
メッセージカードをどこに添えるかについては特に明確なルールはありませんが、贈り物と一緒に気持ちを伝える大切なものなので、配慮が必要です。
例えば、プレゼントの下に隠れてしまうと、相手が気づきにくくなるだけでなく、心を込めたメッセージが軽んじられているように感じられる可能性もあります。そのため、カードは目立つ場所に配置するのが望ましいでしょう。
ラッピングの上に添える、または包装の中でもすぐに目に留まる位置に置くことで、相手にしっかりと気持ちが伝わる工夫を心がけることが大切です。
質問3.新築内祝いの熨斗(のし)の書き方や選び方は?
新築内祝いを贈る際には、のしを正しく用いることで、感謝の気持ちを丁寧に伝えることができます。のしには、贈る目的に応じた水引と表書きを選ぶことが重要です。
一般的には、紅白または金銀の蝶結びの水引を使用します。蝶結びは、何度繰り返しても良いという意味を持ち、慶事にふさわしいとされています。表書きには「新築内祝」や「内祝」「御礼」などを記載し、贈る内容に合ったものを選びましょう。
また、のし下には贈り主の名前を記入します。世帯主の名前や名字のみを記載するのが一般的ですが、家族全体を代表する場合にはフルネームを書くのも適切です。このように細やかな配慮を心がけることで、贈り物に対する真心をより深く伝えることができます。
まとめ
新築祝いをいただいた方へ感謝の気持ちを伝える大切な機会である新築内祝い。
本記事では、内祝いに添えるメッセージカードの書き方のポイントとして「要点を絞ること」「避けるべき言葉を使わないこと」を挙げ、家族・親族、友人、上司など相手別のおすすめ文例を解説しました。
また、お米やタオル、カタログギフトなど、喜ばれる贈り物選びのヒントと、おすすめの商品も具体的にご紹介しています。本記事を参考に、心温まる新築内祝いを贈り、感謝の気持ちを伝えてみてください。
「はれたね」では、新築内祝いにぴったりなギフトを多数ご用意しております。瀬戸内地方(主に岡山県、香川県、愛媛県)の厳選した安心・安全なオーガニック商品をオリジナルのギフトパッケージにて販売しております。
名入れのオプションサービスも提供していますので、ぜひご利用ください。⇒こだわりギフト専門店「はれたね」
