お詫びの品を渡すときに知っておくべき3つのマナーとは?|渡し方のポイントもご紹介!

お詫びの品を渡すときに知っておくべき3つのマナーとは?|渡し方のポイントもご紹介!

お詫びの品を渡す際、品物を差し出すだけでは、かえって相手に不快感を与えてしまいかねません。謝罪の気持ちを伝えるためには、品物選びだけでなく、渡し方のマナーを心得ておきましょう。

この記事では、お詫びの品を渡すときに押さえておくべきマナーやタイミング、渡す際の言葉について解説します。この記事を読めば、誠意が相手にしっかりと伝わり、よりスムーズな関係修復につながる可能性があります。

 

はれきち編集部

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お詫びの品を渡すときのマナーは3つ

お詫びの品を渡す際には、いくつか気を付けるべきマナーがあります。ここでは、とくに大切な注意点を踏まえて解説します。

 

1.品物を渡すタイミングに気をつける

「物で解決しようとしている」という印象を与えないために、相手に会ってすぐに品物を差し出すのは絶対に避けてください。まずは、心からの謝罪の言葉を伝えて、相手が自分の言葉を受け入れてくれたと確認してから渡しましょう。

話が一段落した帰り際などに「心ばかりではございますが、どうぞお納めください」といった言葉を添えて渡す方法がおすすめです。もし、相手が謝罪を受け入れてくれない場合は、無理に品物を渡そうとせずに持ち帰るケースもあります。


2.紙袋から出して渡す

品物を紙袋に入れて持参した場合、渡す直前に紙袋から出して渡す方法が正しいマナーです。紙袋は、あくまで持ち運び用と考えましょう。

品物を正面が相手に向くように両手で差し出すと、より丁寧な印象を与えられます。しかし、玄関先での短いやり取りや、屋外での待ち合わせなど、状況によっては紙袋のまま渡しても失礼にはあたりません。

その際は、「袋のままで失礼いたします」と、一言添えるようにしましょう。


3.熨斗(のし)はつけない

熨斗は、お祝い事や弔事に使用されるものであり、お詫びの品にはふさわしくありません。謝罪の気持ちを伝える際は、包装紙のみで渡すか、無地の白いかけ紙を使用する場合が一般的です。

もし、かけ紙を使用する場合は、水引は「結び切り」を選びましょう。これは、「二度と繰り返さない」という意味合いが込められており、謝罪の場面に適しています。

なお、お詫びの品の「のし」の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:お詫びの品の「のし」の書き方は?4つの基本マナーと注意点をご紹介!


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お詫びの品の選び方に関するポイントは2つ

お詫びの品は、相手の負担にならないものを選ぶことが大切です。ここでは、お詫びの品を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。


1.すぐに消費できる品物を選ぶ

お詫びの品は、受け取った側がすぐに消費できる「消え物」が適しています。たとえば、個包装の焼き菓子や、日持ちのするゼリーなどがおすすめです。

形に残る品物は、相手が処分に困ってしまう可能性があるため、避けるのが無難です。また、相手の好き嫌いが分かれるようなものは避け、誰もが食べやすいものを選ぶと安心できます。


2.控えめで格式高い品物を選ぶ

謝罪の気持ちを伝える品物のため、派手なものや華やかすぎるものは避けるべきです。デパートなどで購入できる、格式高い老舗の品物や、シンプルなデザインのものがおすすめです。

また、手提げ袋が用意されている場合は、袋にも配慮して選ぶとさらに丁寧な印象を与えられます。

なお、お菓子以外のお詫びの品でおすすめの贈り物については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:お菓子以外のお詫びの品でおすすめの贈り物8選|選び方や基本的なマナーもご紹介!


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お詫びの品の予算相場は?

お詫びの品の予算は、迷惑をかけた度合いによって異なります。一般的には、3,000円〜10,000円程度が相場です。

あまり安価すぎると「誠意がない」と思われてしまい、逆に高価すぎると「恐縮してしまう」と相手に負担をかけてしまう可能性があります。相手との関係性や、トラブルの程度に合わせて適切な金額の品物を選ぶようにしましょう。


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お詫びの品 渡し方でよくある3つの質問

お詫びの品 渡し方でよくある質問をご紹介します。それぞれの内容について詳しくみていきましょう。


質問1.お詫びの品に手紙を添えたほうがよいですか?

お詫びの品に手紙を添えるのは、より丁寧な印象を与えられるためおすすめです。謝罪の言葉や手書きのメッセージは、誠実な気持ちを伝えるために効果的です。

しかし、手紙の内容は、長々と書かず、簡潔にまとめましょう。謝罪の言葉と、トラブルに至った経緯、今後の改善策などを分かりやすく伝えるようにしてください。

なお、お詫びの場面における「心ばかり」の正しい使い方やマナーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:お詫びの品に添える手紙で「心ばかり」は使える?正しい使い方と例文をご紹介!


質問2.複数人で謝罪に行く場合、誰が品物を渡すべきですか?

ビジネスの場面において複数人で謝罪に行く場合は、一番立場が上の人が品物を渡すのがマナーです。これは、組織全体として謝罪の意思を示すためです。

たとえ品物を準備した人が別の担当者であっても、謝罪の場では上司や責任者が直接手渡すようにしましょう。立場が上の人が品物を渡せば、相手に対する敬意と誠実さがより伝わります。


質問3.お詫びの品はいつまでに渡すべきですか?

トラブルが発生したら、できるだけ早くお詫びに行きましょう。品物は、謝罪の気持ちを伝えるためのものであるため、後回しにせず、謝罪の言葉とともにできるだけ早く渡してください。

時間が経つほど、相手の気持ちが冷めてしまいかねません。誠意を示すためにも、迅速な対応を心がけてください。


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まとめ

お詫びの品は、言葉だけでは伝えきれない誠意を形にするためのものです。しかし、ただ渡せばよいというわけではありません。

品物を渡すタイミングや渡し方、言葉遣いなど、細かなマナーに気をつければ、謝罪の気持ちは相手に届きやすくなります。相手への配慮を忘れずに、誠意ある行動を心がけましょう。

なお、こだわりギフト専門店「晴日和松吉商店(はれきち)」では、瀬戸内地方(主に岡山県、香川県、愛媛県)の厳選した安心・安全なオーガニック商品をオリジナルのギフトパッケージにて販売しております。名入れのオプションサービスも提供していますので、ぜひご利用ください。⇒こだわりギフト専門店「晴日和松吉商店(はれきち)」

 

はれきち編集部

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