出産祝い、結婚祝いのお祝いをいただいた方から、内祝いのお返しをいただいたとき、お礼は必要なのでしょうか?お返しをいただいたからといってそこで終わりではなく、感謝の気持ちを伝えるためにもお礼は必要です。
この記事では、内祝いのお返しに必要なお礼について、お礼を伝える方法、お礼状の書き方、よくある質問などをご紹介していきます。スムーズにお礼ができるように、ぜひ参考にしてみてください。

内祝いのお返しにお礼は必要?
内祝いのお返しにお礼は必要について、ここでは3つのポイントで解説します。
「内祝い」の意味
古くから日本では、嬉しい出来事があった際に、家族や親しい人々と共にその喜びを分かち合う風習がありました。そのひとつが「内祝い」です。本来の内祝いは、単なるお返しではなく、大切な人たちを家に招き、食事をともにしながら感謝の気持ちを伝える場でした。
しかし、時代の変化とともに、こうした習慣は次第に形を変え、現在では贈り物を通じて気持ちを伝えるスタイルが一般的になっています。それでも、根底にある「感謝を伝える」という想いは変わらず受け継がれています。
内祝いへのお返しの必要性
内祝いを受け取った際、必ずしもそのお返しとして品物を贈る必要はありません。本来、内祝いとは喜びを分かち合うための贈り物であり、相手に何かを求めるものではないからです。
もし自分がお祝いを贈っていなくても、内祝いをいただくことがあるかもしれません。その場合でも、気を遣って品物を用意する必要はなく、感謝の気持ちを伝えることが大切です。受け取った際は、お礼の言葉を添えた手紙や電話、メールなどで感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
内祝いへのお礼のタイミング
内祝いを受け取ったら、できるだけ早めにお礼を伝えることが大切です。理想的なのは、受け取った当日や翌日中に連絡を入れるのがおすすめです。
相手は無事に届いたか気にかけているかもしれませんし、遅くなるほど連絡しづらくなってしまいます。手紙を送る場合は、到着までに時間がかかるため、あまり遅れないよう注意しましょう。電話やメールなど、すぐに伝えられる方法で「受け取りました、ありがとうございます」と一言伝えることで、相手にも安心してもらえます。
内祝いのお返しにお礼を伝える方法は3つ
内祝いのお返しに、お礼はどうやって伝えたら良いのでしょうか?ここでは、内祝いのお返しにお礼を伝える方法を3つご紹介します。
1.電話
かつては、固定電話への連絡が相手に手間をかけるため、失礼とされることがありました。しかし、今では多くの人が携帯電話を持っているため、お礼を直接伝えたい場合は電話をかけても問題ありません。
特に、内祝いが郵送や宅配で届いた際は、「無事に受け取りました、ありがとうございます」と一言添えると、相手にも安心してもらえます。ただし、電話をかけるタイミングには注意が必要です。
忙しい時間帯を避け、長話にならないよう配慮しましょう。相手が出られない場合は、留守番メッセージを残したり、番号通知をオンにして着信履歴を残すとよいでしょう。
2.メール
メールは、相手の好きなタイミングで読んでもらえるため、手軽に感謝の気持ちを伝えられる方法の一つです。特に、親しい友人や同僚、後輩など、気軽にやり取りができる間柄の相手には、メールでお礼を伝えるのも良い選択肢でしょう。
短い文章でも「素敵な品をありがとうございました」と一言添えるだけで、感謝の気持ちは十分に伝わります。忙しい相手に配慮しつつ、できるだけ早めに送ることが大切です。
3.手紙
手紙は、感謝の気持ちをしっかり伝えられる方法のひとつで、特に目上の方や職場の上司から内祝いをいただいた際に適しています。電話やメールよりも形式ばった印象を与えられるため、より丁寧な対応として喜ばれるでしょう。
また、相手の連絡先が分からない場合にも手紙は有効です。忙しい方でも、自分の都合のよいときに読んでもらえる点もメリットです。ただし、郵送には時間がかかるため、内祝いを受け取ったら早めに準備し、できるだけ速やかに送ることを心がけましょう。
内祝いのお返しのお礼文の書き方
ここでは、結婚内祝いと出産内祝いそれぞれの場合のお礼状の例文を「親戚・友人・職場の人」のシーン別にご紹介します。
結婚内祝いの場合
結婚内祝いをいただいた際は、まず「品物が無事に届いたこと」と「感謝の気持ち」を伝えましょう。その後、内祝いの品に対する家族や自分の感想を添えると、より温かみのあるメッセージになります。
また、近況について簡単に触れることで、相手とのつながりを感じてもらえるでしょう。長くなりすぎず、簡潔にまとめることが大切です。特に目上の方へのお礼状では、丁寧な表現を心がけ、感謝の気持ちが伝わる文章を意識しましょう。
出産内祝いの場合
結婚内祝いをいただいた際は、まず「品物が届いたこと」と「感謝の気持ち」をしっかり伝えましょう。その後、内祝いに添えられていた写真付きカードやメッセージについて触れると、相手にも喜ばれます。
特に、お子さんの名前やエピソードが記されていた場合は、それに対する感想を伝えるのも良いでしょう。形式ばりすぎず、温かみのある言葉でまとめることが大切です。長文になりすぎず、簡潔ながら心のこもった内容にすることで、気持ちがより伝わります。
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お返しのお礼でよくある3つの質問
お返しのお礼に関するよくある質問をまとめました。お礼状を書く際の注意点や、結婚内祝い・出産内祝いのお礼状の例文をご紹介します。
質問1.お礼状を書く際の注意点は?
お礼状は、感謝の気持ちを伝える大切なツールです。以下の点に注意して書きましょう。
項目 |
説明 |
時期 |
すぐに(遅くとも1週間以内) |
言葉遣い |
丁寧な言葉 |
表現 |
飾らない言葉、素直な気持ち |
便箋とペン |
お祝いに合わせたもの |
質問2.結婚内祝いのお礼状の例文は?
「この度は素敵な結婚内祝いをいただき、ありがとうございました。
[品物名]は、早速[用途]に使わせていただいています。お二人の幸せを心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。」
質問3.出産内祝いのお礼状の例文は?
「この度は可愛い[お子さんの名前]ちゃんの出産内祝いをいただき、ありがとうございました。
[品物名]は、[用途]に活用させていただきます。
[お子さんの名前]ちゃんの健やかな成長をお祈り申し上げます。」
まとめ
本記事では、内祝いのお返しにお礼が必要なのか、必要ならどんな方法で、どんな風に伝えたらいいのかを解説しました。
お返しをいただいた際に失礼のないように、そして感謝の気持ちをしっかりと伝えられるように、この記事を参考に内祝いのお返しへの対応をスムーズに進めましょう。
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