麦麹を使って、自家製味噌を手作りしたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、初めての味噌作りで、おすすめの麦麹がわからないという方も少なくありません。
本記事では、 麦麹の栄養価や一般家庭での使い方、おすすめの麦麹について紹介します。また、麦麹でよくある質問についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
麦麹の栄養価や一般家庭での使い方とは?
麦麹の栄養価や一般家庭での使い方について解説します。
- 栄養価と期待できる効果
- 一般家庭での使い方
- おすすめの購入方法
それぞれについて詳しくみていきましょう。
1.栄養価と期待できる効果
麦麹は大麦をもとに麹菌を繁殖させて作る過程で、大麦本来の栄養価に加えて豊富なぶどう糖やアミノ酸が生まれます。この変化により、麦麹は栄養価が高まり、免疫力の向上や美肌効果など、さまざまな効果が期待できます。
とくに、麦麹に含まれるアミノ酸は体内でのタンパク質の合成を助け、肌の保湿や修復を促す効果があるため、美肌を求める人におすすめです。
2.一般家庭での使い方
麦麹の使い方は多岐にわたりますが、家庭では麦味噌作りが注目されています。自家製味噌の作り方は、水と乾燥大豆、麦麹、塩を用意するだけで始められ、その手軽さが魅力です。
大豆を煮て必要な材料を混ぜ合わせ、あとは熟成を待つだけのシンプルな過程で、個性豊かな味噌が作れます。自家製味噌は、自分の好みに合わせた味わいを楽しめるため、健康志向の高い人々におすすめです。
3.おすすめの購入方法
麦麹を購入する際にはいくつかの方法がありますが、おすすめなのがインターネット通販です。一般的なスーパーマーケットでは取り扱いが少ないため、発酵食品を専門に扱う店舗や健康食品を販売するネットショップでの購入がスムーズです。
また、インターネット上では、1kgあたり1,000円以下から購入可能な商品もあり、価格帯も米麹と大差ありません。さらに、レビューを参考にして、品質についての情報を得られるため、初めて麦麹を購入する方にも安心です。
おすすめの麦麹15選
ここからは、おすすめの麦麹を紹介します。それぞれについて詳しくみていきましょう。
1.はれたね「江戸の麦こうじ 300g」
参考:江戸の麦こうじ 300g
はれたねの「江戸の麦こうじ 300g」は、江戸時代から続く老舗の味噌屋が作るこだわりの半生麦こうじです。程よく水分を含んでおり、糖化力に優れています。
また、原料に使用されているのは岡山県産大麦100%で、無添加でからだにやさしい製法で作られているのが特徴です。さらに、保存に便利なチャック付きの袋に入っているため、麦麴の鮮度を長く保てます。
参考価格 |
1,000円(税込) |
内容量 |
300g |
保存方法 |
直射日光・高温多湿を避け冷暗所にて保存 |
賞味期限(消費期限) |
別途ラベルに記載 |
2.糀屋本店「乾燥麦麹 (九州産大麦こうじ) 350g」
糀屋本店の「乾燥麦麹 (九州産大麦こうじ) 350g」は、1689年に大分県佐伯市にて創業された330年以上の歴史をもつ老舗のお店が販売している商品です。
お店の口コミやレビューの評判も高く、麦味噌や合わせ味噌を作りたい人におすすめの商品です。また、商品には麦麹の戻し方についてのレシピも添付されているため、初めて麦麹を購入する人も安心して購入できます。
参考価格 |
950円(税込) |
内容量 |
350g |
保存方法 |
直射日光を避け冷暗所にて保存 |
賞味期限(消費期限) |
製造より6ヶ月 |
3.小泉麹屋「生小麦こうじ500g」
参考:生小麦こうじ500g
小泉麹屋の「生小麦こうじ500g」は、150年の伝統を持つ小泉麹屋が、選び抜いた貴重な国産小麦を使用し、手間暇かけて育てた高級小麦こうじです。
サイト上には、小麦こうじの使い方が紹介されているため、商品を購入した後も安心して麦味噌や合わせ味噌が作れます。
参考価格 |
710円(税込) |
内容量 |
500g |
保存方法 |
- |
賞味期限(消費期限) |
- |
4.富澤商店「麦こうじ(生)1kg」
参考:麦こうじ(生)1kg
富澤商店の「麦こうじ(生)1kg」は、香りのよいなめ味噌や麦味噌のほか、漬物や甘酒にも使用できる麦麹です。内容量も1kgと多いため、さまざまな料理に挑戦したい方におすすめできます。
また、午前中の注文で当日出荷にも対応しているため、なるべく早く商品を手にしたい方に最適な商品です。
参考価格 |
1,501円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
未開封:冷凍(-18℃以下)で保存 |
賞味期限(消費期限) |
製造日から180日(未開封の場合) |
5.醤院卑弥呼「大麦麹 1kg」
参考:大麦麹 1kg
醤院卑弥呼の「大麦麹 1kg」は、スーパーでは手に入らない蔵元直販の生麹です。木桶や室蓋(モロブタ)仕込みの手作り大麦麹で無添加のため、健康志向の人にもおすすめできます。
また、熊本県の県北地域産でその年に採れた新麦を100%使用しており、芳醇な味わいが楽しめます。
参考価格 |
838円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
要冷蔵(※長期保存の場合、密閉保存) |
賞味期限(消費期限) |
冷凍の場合:約3~4ヶ月(目安) |
6.おかめ麹「手作り麦麹」
参考:手作り麦麹
おかめ麹の「手作り麦麹」は、麴職人が伝統製法により、すべて手作業で丁寧に作りあげた麦麹です。国産大麦を使用しており、緑がかった色が特徴です。
また、お味噌に使うと独特の風味とコクが楽しめるため、麦味噌や合わせ味噌を作りたい方に適しています。
参考価格 |
360円(税込) |
内容量 |
350g |
保存方法 |
要冷蔵 |
賞味期限(消費期限) |
冷蔵庫で1カ月以内(目安) |
7.池田屋醸造「麦生麹1kg」
参考:麦生麹1kg
池田屋醸造の「麦生麹1kg」は、麦味噌本場の九州産大麦を100%使用した麦麹です。モロブタ(室蓋)という箱で一枚ずつ手作りで製造しており、さっぱりした味わいが楽しめます。
1kg単位での販売になるため、麦味噌や合わせ味噌など、さまざまな料理に使用したい方におすすめです。
参考価格 |
1,022円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
要冷蔵または冷凍 |
賞味期限(消費期限) |
お届け後7日 |
8.手作り味噌のお店 鈴木こうじ店「麦こうじ1.5kg」
手作り味噌のお店 鈴木こうじ店の「麦こうじ1.5kg」は、あっさりとした味が特徴で、お味噌のなかでもとくに旨味の強い味噌作りに適しています。
また、味噌作りや塩こうじ作りのレシピが付いているため、初めて味噌作りにチャレンジする方でも安心して商品を購入できます。
参考価格 |
1,950円(税込) |
内容量 |
1.5kg |
保存方法 |
要冷蔵(10℃以下で保存) |
賞味期限(消費期限) |
麹生産日より冷蔵で1週間保管可能 (長期保存の場合は冷凍庫で6か月以内) |
9.五味醤油「麦こうじ」
参考:麦こうじ
五味醤油の「麦こうじ」は、味噌屋ならではの旨味のある麹です。40年変わらない「床づくり」という製法で、昔ながらの丁寧な製造が特徴的な商品です。
また、五味醤油の「麦こうじ」はうまいだけでなく、味に深みのある調味料を作れるため、おいしい味噌作りにチャレンジしたい方におすすめできます。
参考価格 |
905円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
冷暗所または、冷凍で保存 |
賞味期限(消費期限) |
・冷蔵:25日 ・冷凍:90日 |
10.こうじ屋 田中商店「大麦こうじ」
参考:大麦こうじ
こうじ屋 田中商店の「大麦こうじ」は、厳選した国産の丸麦を使用した麦麹です。粒が大きく、風味が豊かな味噌作りにおすすめです。
内容量が300g〜3kgまでと豊富に選べるため、初めての味噌作りを少量から試してみたい方や、より多くの味噌を作りたい方など、幅広いニーズに対応しています。
参考価格 |
500円(税込) |
内容量 |
300g |
保存方法 |
多湿および直射日光を避け、10℃以下で保存 |
賞味期限(消費期限) |
90日 |
11.桝塚味噌「国内産大麦使用 麦こうじ 1kg」
桝塚味噌の「国内産大麦使用 麦こうじ 1kg」は、国産大麦を100%使用しており、麹がバラになっているため、使いやすく小分けもしやすい麦麹です。
また、大容量の1kgでの販売になっているため、自家製の金山寺みそや手作り味噌を作りたい方におすすめの商品です。
参考価格 |
1,404円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
直射日光を避け常温で保存 (夏場や開封後は冷蔵庫で保存) |
賞味期限(消費期限) |
1年 |
12.海の精「麦こうじ 500g」
参考:麦こうじ 500g
海の精の「麦こうじ 500g」は、国産原料を使用し、昔ながらの製法で作られた乾燥こうじです。乾燥タイプのため、いつでも使える手軽さが便利な商品です。
販売期間が11月中旬〜3月末頃までとなっており、在庫が無くなった時点で販売が終了するため、気になる方は早めの購入をおすすめします。
参考価格 |
972円(税込) |
内容量 |
500g |
保存方法 |
常温 |
賞味期限(消費期限) |
6ヶ月 |
13.糀屋三左衛門「生麹 麦麹 1kg」
糀屋三左衛門の「生麹 麦麹 1kg」は、国産の麦を使用し、品質保持のために少量ずつ生産されたこだわりの麦麹です。少量ずつの生産のため、5kg以上を注文する際は、あらかじめ余裕を持った注文が必要になります。
また、麹本来の風味を逃がさないため、麹ができて直ぐに冷凍しており、使用する際は常温で数時間の自然解凍が必要です。
参考価格 |
1,296円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
冷凍庫で保存 |
賞味期限(消費期限) |
約90日 |
14.フンドーダイ「うまくち麦麴 900g」
参考:うまくち麦麴 900g
フンドーダイの「うまくち麦麴 900g」は、麦の繊維質がたっぷり入った甘口の麦麹で、塩味が抑えられており、奥深い旨味が楽しめます。
5個以上の注文で販売価格が500円以上安くなる割引もあるため、日常的に麦麹を楽しみたい方におすすめの商品です。
参考価格 |
610円(税込) |
内容量 |
900g |
保存方法 |
- |
賞味期限(消費期限) |
- |
15.丸秀「麦麹 1kg」
参考:麦麹 1kg
丸秀の「麦麹 1kg」は、佐賀県産の大麦を使用しており、職人の手で麦の芯まで発酵させたこだわりの麦麹です。一般的な蔵とは異なる製法で作られているため、酵素の力が非常に強く、発酵力の強い麦麹に仕上がっています。
希望する人には、味噌作りのレシピも届けてくれるため、専門家が提供するレシピでおいしい麦味噌が味わえます。
参考価格 |
1,080円(税込) |
内容量 |
1kg |
保存方法 |
要冷蔵 (使用しない場合は要冷凍) |
賞味期限(消費期限) |
冷蔵:14日 |
麦麹でよくある3つの質問
最後に、麦麹でよくある質問を紹介します。
- 質問1.麦麹と米麹の違いは?
- 質問2.麦麹の戻し方は?
- 質問3.麦麹の保管方法は?
それぞれについて詳しくみていきましょう。
質問1.麦麹と米麹の違いは?
麦麹と米麹の違いは使用される穀物にあります。麦麹は大麦を原料とし、米麹は白米や玄米を使用します。麦麹は独特の香りと味が特徴で、味噌や醤油などの発酵食品に使われることが多いです。
一方、米麹は甘みが強く、清酒や味噌、甘酒などに使用されます。発酵過程での酵素活性も異なるため、それぞれが持つ独自の特徴によって、さまざまな発酵食品に活用されています。
質問2.麦麹の戻し方は?
麦麹は乾燥しているため、使用する前に水分を加えてやわらかくする必要があります。この過程では、ぬるま湯を使いますが、麦麹は水分を多く吸収する性質があるため、少し多めに用意するのがおすすめです。
また、麹をやさしくかき混ぜながら、全体に水分が行き渡るように注意してください。水分の量は、麹の種類やメーカーの指示によって異なる場合があるため、パッケージに記載されている内容にも目を通しましょう。
質問3.麦麹の保管方法は?
購入後の麦麹は、冷蔵庫内で2〜3週間、冷凍庫であれば3か月まで保管が可能です。保存時には、空気を遮断できる密閉型の袋を利用し、麦麹を入れて冷蔵または冷凍保管します。
多くの場合、市販の麦麹はジップ付きのポリエチレン袋に入っているため、購入したそのままの容器での保管で問題ありません。しかし、使用する量が事前に分かっている場合は、必要な分量だけを小分けにして保管するのがおすすめです。
まとめ
本記事では、麦麹の栄養価や一般家庭での使い方、おすすめの麦麹、麦麹でよくある質問について解説しました。
麦麹を使用すれば、手軽においしい自家製味噌が作れます。自家製味噌は、自分の好みに合わせて味わいを楽しめるため、健康志向が高い人や料理にこだわりたい方におすすめです。
しかし、麦麹はスーパーではあまり見かけない商品であるため、購入する際は、発酵食品を専門に扱う店舗や健康食品を販売するネットショップでの購入を検討してみてください。
こだわりギフト専門店「はれたね」では、江戸時代から続く老舗の味噌屋が作ったこだわりの半生麦こうじを販売しています。