【シーン別】内祝いはいつまでに贈るべき?贈り方のマナーやおすすめのギフト5選をご紹介!

【シーン別】内祝いはいつまでに贈るべき?贈り方のマナーやおすすめのギフト5選をご紹介!

内祝いを贈る機会はあまり多くはないため、いつまでに贈るべきなのか悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。内祝いは、それぞれのシーンごとに適切な時期やタイミングが存在します。

本記事では、内祝いを贈る時期や贈り方のマナーについて解説します。また、内祝いの贈答を避けるべき時期やおすすめのギフトについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

はれたね編集者

【シーン別】内祝いはいつまでに贈るべき?

ここでは、内祝いをいつまでに贈るべきなのかについて解説します。

  • 結婚内祝い
  • 出産内祝い
  • 新築内祝い
  • 快気内祝い

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.結婚内祝い

結婚内祝いを贈る適切なタイミングは、お祝いを受け取った後1カ月以内とされています。結婚式の有無にかかわらず、祝福をいただいた後は速やかに感謝の気持ちを示すことが大切です。

結婚式を挙げた場合は、式後1カ月以内に内祝いを送るのが一般的ですが、式を挙げずに入籍のみした場合や式の前にお祝いを受け取った場合も、受け取りから1カ月以内に内祝いを贈りましょう。入籍と結婚式の間隔が長い場合は、内祝いを贈る時期について事前に伝えておくのがおすすめです。

 

2.出産内祝い

出産内祝いを贈る適切なタイミングは、産後1か月が目安です。この時期はお宮参りの時期と重なるため、お宮参りをタイミングに内祝いを贈るようにしましょう。

ただし、地域や家族の慣習によって適切な時期が異なる場合もあるため、その慣習に従うことも大切です。出産後は慣れない育児に追われ、時間の経過が早いと感じるかも知れませんが、適切なタイミングで内祝いを贈れるように準備してください。

なお、出産内祝いを贈るタイミングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:出産内祝いを贈るタイミングはいつ?スムーズに準備するためのステップやマナーを徹底解説!

 

3.新築内祝い

一般的に新築のお祝いをいただいた後は、可能であれば新居へ招待してお礼するのが望ましいです。また、お祝いをいただいた後は、すぐにお礼状を送るか、電話でのお礼を忘れないようにしてください。

引っ越し後は忙しくなる場面も多いため、事前にお祝いをいただいた方の情報を整理し、内祝いをスムーズに贈れるように準備しておきましょう。

 

4.快気内祝い

快気内祝いは、病気やけがから回復した際に、お見舞いをいただいた方々への感謝を示すために贈ります。一般的には、回復して社会復帰する兆しを見せたり、退院したりした後、2〜3週間以内に贈るのが望ましいです。

また、快気内祝いでは、お見舞いをいただいた金額の約3分の1から半分程度を目安に、食品や洗剤などの実用的な品物を選ぶのがおすすめです。

内祝いの贈り方のマナーは3つ

次に、内祝いの贈り方のマナーについて解説します。

  • 贈り方
  • 水引やのし
  • 金額相場

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.贈り方

お祝いをいただいた方には、手渡しで内祝いを渡すのが理想的です。ただし、双方の都合が合わない場合や、相手が遠方に住んでいる場合など、手渡しするのが難しい状況もあります。

そうした場合には、内祝いを郵送するのも1つの方法です。とくに、お祝いをいただいてから時間が経過してしまいそうな場合は無理に手渡しにこだわらず、郵送するようにしましょう。

 

2.水引やのし

結婚祝いや快気祝いなどのお返しには「紅白結び切り」を使用するのがマナーです。結婚内祝いの場合、水引は10本のものが一般的で、夫婦の結びつきを象徴しています。

また、出産内祝いや新築内祝いでは、「紅白蝶結び」を選ぶのが最適です。この水引は、結び直しが可能であるという特徴があるため、繰り返しの幸福や継続を意味しています。

 

3.金額相場

内祝いの金額は受け取ったお祝いの3分の1から半額が目安となります。しかし、受け取ったお祝いが高額であった場合には、過度に高額な内祝いを贈るのは避け、3分の1程度の金額に設定するようにしておきましょう。

また、内祝いは金額だけではなく、感謝の気持ちを表す手紙を添えると、心からの感謝を伝えられます。手紙を手書きで丁寧に書くことで、その思いがより伝わりやすいです。

内祝いの贈答を避けるべき3つの時期

次に、内祝いの贈答を避けるべき時期について解説します。

  • お盆・お彼岸
  • 弔辞
  • 年末年始

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.お盆・お彼岸

日本においてお盆やお彼岸は、ご先祖さまを供養する大切な期間にあたるため、慶事に関する贈答品を避けるのが一般的なマナーです。とくに、お盆は8月15日前後、一部地域では7月15日前後に行われ、お彼岸は春分の日と秋分の日に中日を迎えます。

これらの時期には出産内祝いなどの慶事に関連する内祝いの贈り物は控え、時期をずらして贈るようにしましょう。喜びの気持ちが先祖への敬意を欠くことになるとされているためです。

 

2.弔辞

相手が弔事や忌中にある場合、内祝いの贈り物は控え、適切な時期まで待つべきです。弔事の最中に慶事の内祝いを贈ることは、一般的なマナーに反しており、相手に不快感を与える可能性があります。

忌中が明けてから内祝いを贈る際には、お祝いの言葉を控えめにし、感謝の気持ちを伝える内容にするのが望ましいです。このような配慮が、相手への敬意と配慮を示す重要な行為となります。

 

3.年末年始

11月後半から12月にかけて赤ちゃんを迎えるご家庭では、内祝いの贈り物を年内に済ませておくことをおすすめします。出産内祝いは、出産後1か月以内に贈るのが一般的ですが、年末年始を挟むとそのタイミングがずれてしまい、時期外れになりかねません。

事前に通販でギフトを選んだり、注文したりしておくことで、スムーズに対応できます。とくに、11月後半から12月に出産予定の方は、出産前に内祝いを準備し、適切なタイミングで贈るようにしましょう。

内祝いにおすすめのギフト5選

次に、内祝いにおすすめのギフトについて紹介します。

  • お米
  • タオル
  • 日用品
  • お菓子
  • カタログギフト

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

1.お米

お米は、古くから縁起がよいとされ、さまざまな祝い事に欠かせない食品です。日本の伝統では、秋の収穫を祝う際に神様に感謝を示すためにお米を供える習慣があります。

また、「米」という文字をわけると、「八十八」と読めるため、多くの神が宿ると考えられてきました。さらに、「八」は末広がりに運が開けることを意味しており、運気の上昇も象徴しています。

なお、おすすめのお米のギフトについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:【2024年最新版】お米ギフト15選!ギフトにお米がおすすめの理由についても詳しく紹介します!

 

2.タオル

タオルは日常生活で広く使われる実用的なアイテムのため、内祝いでは人気が高いです。また、1本の糸から織りなされるタオルには、「人生を紡ぎ出す」という縁起のよい意味も込められています。

内祝いに選ぶタオルは、デザイン性はもちろん、肌触りや吸水性などの機能性も大切です。さらに、特別感のある木箱入りのタオルを選ぶと、贈り物としての価値が高まります。

 

3.日用品

ギフトで定番の日用品としては、ふきんや洗剤などが挙げられますが、日常的に使用するものに少し贅沢を加えることで特別感のあるギフトになります。たとえば、自分では購入しない高級ブランドのアイテムを選ぶのがおすすめです。

また、若い女性には、ハンドクリームやリップクリームといったスキンケア商品が好まれます。高級ブランドのスキンケア用品はサイズが小さく、手軽に試せるため、贈り物として理想的です。

 

4.お菓子

お菓子は年齢や性別を問わず楽しめるため、人を選ばない点が魅力です。また、形として残らないため、贈り物としての負担も少ないです。

お菓子を選ぶ際には、相手のライフスタイルを思い浮かべるようにしましょう。たとえば、小さな子どもがいる家庭には、手を汚さずに食べられる個包装のもの、独身者や少人数の世帯には、少しずつ楽しめる小分けパックが好まれます。

 

5.カタログギフト

カタログギフトは、相手の趣味や好みがわからないときにおすすめです。カタログギフトの魅力は、受け取った人が自分で好きなアイテムを選べるため、贈る側も受け取る側も満足感が得られます。

また、カタログには、グルメやインテリア、キッチン用品、体験ギフトなど多岐にわたるジャンルの商品が掲載されており、選ぶ過程そのものが一種のプレゼントになります。

内祝いいつまででよくある3つの質問

最後に、内祝いいつまででよくある質問を紹介します。

  • 質問1.お祝いを遅くにいただいたときはどうするべき?
  • 質問2.内祝いが不要なケースとは?
  • 質問3.贈るのが遅くなってしまったときはどうするべき?

それぞれについて詳しくみていきましょう。

 

質問1.お祝いを遅くにいただいたときはどうするべき?

お祝いを遅れていただいた場合でも、感謝の気持ちを明確に示しましょう。結婚や出産などのお祝いを後日に受け取った際は、受け取ってから1か月以内に内祝いを送るのが一般的です。

遅い時期にお祝いをいただいたとしても、心を込めてお返しすることで、贈ってくれた人に感謝の気持ちが伝わります。内祝いを選ぶ際は、そのお祝いの性質に合わせて、適切なアイテムを選ぶようにしましょう。

 

質問2.内祝いが不要なケースとは?

内祝いは、受け取ったお祝いに対する感謝の気持ちを表すために贈るものですが、すべての状況で必要な訳ではありません。たとえば、子どもの入学祝いや就職祝いなどは、相互に贈り合う慣習があるため、相手に子どもがいる場合は、特別に内祝いを準備する必要はありません。

また、「お返しはいらない」と事前に明示された場合は、その意向を尊重することも大切です。しかし、最終的には社会的なマナーや個人間の関係性に応じて決めるようにしてください。

たとえば、親しい間柄であれば、形式的な内祝いではなく、日常のなかで感謝の気持ちを示す機会を設けるのが望ましいです。

 

質問3.贈るのが遅くなってしまったときはどうするべき?

内祝いを贈るのが遅れたことを正直に伝え、なるべく早めに手配するようにしましょう。遅くなってしまった理由があれば、それを含めたお詫びも伝えてください。

内祝いは、もらったお祝いへの感謝の気持ちを示すものであるため、時期が遅れても、その気持ちが伝わるように心を込めて選ぶことが大切です。また、お詫びのメッセージを添えると、遅れたことへの誠実さを示し、相手に対する敬意を表現できます。

まとめ

本記事では、内祝いを贈る時期や贈り方のマナー、内祝いの贈答を避けるべき時期やおすすめのギフトについて紹介しました。

内祝いには、結婚内祝いや出産内祝い、新築内祝いなど、さまざまなシーンがあります。それぞれのシーンごとに、適切な時期やタイミングが存在するため注意しておきましょう。

また、水引やのしについても適切な対応が求められます。そして、内祝いの贈答が適切ではない時期も存在するため、これらを正しく理解し、内祝いを準備するようにしてください。

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